愛媛から下北沢へ。下北沢でEHIMADE(愛媛産)をじっくりゆっくり楽しむ
EHIMADE 阿部佐紀子さん
下北沢にお店を出してからまもなく7年となる、愛媛県の優れた伝統と匠の技が光る手仕事製品を集めたセレクトショップ「EHIMADE(エヒメイド)」さん。
下北沢になぜ出店されたのかのキッカケから、下北沢にお越しになる方にも、地元下北沢の住民にもジワジワと「愛媛好き」が広がっている訳を、阿部佐紀子さんに伺いました。
まず、愛媛の場所・・・大丈夫ですよね?
四国のどこかがわからないって事・・・ないですよね?
念のため、Google mapを埋め込んでおきます。
今後も愛媛の地名が出てくるので、場所がわからなくなったらチェックしてください
なぜ、下北沢に愛媛?
EHIMADEさんに伺う前、とても不思議に感じていたこと。
なぜ、下北沢?
各都道府県の物産館やセレクトショップは、有楽町だったり山手線の中にあるイメージがあります。それなのに、なぜ下北沢をチョイスしてくれたのか?
第1号店を出した場所は恵比寿だったが、第2号店として出店したのが下北沢。
恵比寿と比べ、店舗の前に人の流れがある事と、地元に昔からいる方も多い下北沢にEHIMADEがマッチしてきた?と感じ始めていたOPEN約半年後・・・
フジテレビ「有吉さんぽ」で有吉さんが来店し、自分用にと今治タオルをいっぱい購入してくれた事がキッカケで、EHIMADE下北沢の認知がかなりアップ!
そこからまもなくOPEN7年。
下北沢にある愛媛のセレクトショップとして下北沢にお越しになる方にも、地元下北沢の住民にも愛されるお店に。
きっと、下北沢と愛媛はご縁があったんだと思います
(広島の有吉くんが繋いでくれたのかしら?しまなみ海道で愛媛と広島は繋がってるしね)
タオルじゃなく、『今治タオル』のブランド力
私事ですが、今から15年以上前に、お仕事で愛媛県今治市にお邪魔したことがあります。
その当時から今治タオルはあったはずですが、私の今治の印象としては、今治の人はせっかちだから焼鳥を串に刺さずに、鉄板で挟んで焼くんだという話&美味しさを強烈に覚えています(以上、余談)
EHIMADEさんにお邪魔している時に若い女性2人がご来店。
「あっ、今治タオル かわいい~」
と、店内を歩きながら見るタオル見るタオル「タオルかわいい」ではなく「今治タオルかわいい」と言ってる。
「今治タオル」の知名度・認知度の高さを来店されたお客様から感じました。
ここで今治タオルの説明です(EHIMADEさんのホームページより)
今治タオルの最も大きな特徴である「吸水性」。
タオルを一番初めに使用する際、一度洗濯してから使用されていませんか?
今治タオルは、「最初に洗濯しなくてもよいタオル」として 「柔軟剤を使用して洗わなくてもよいタオル」として、タオルを水に浮かべ5秒以内に水に沈むかどうかを検査し独自の品質基準をクリアした商品のみを認定しています。
綿が本来持っていいるやさしい柔らかさを引き出し楽しんでいただくために、用途、目的を踏まえ、吟味(厳選)した、良質の綿を使用しています。
今治タオルを製造している会社さんは、約100社あるそうです。
そのうち、EHIMADEさんにあるのは、十数社のタオル。
それぞれ糸の特徴が異なり、やわらかさや肌触りは少しずつ違うのです。
店内には、洗濯後の肌触りを確認できるサンプルもあります。
あなた好みを探してみてください。
阿部さんはタオルソムリエ(今治タオル工業組合認定)なので、詳しいので、迷ったときとか用途とかを伝えて相談するとよいと思います!
ギフト対応にかなり力を入れているとの事で、簡単なラッピングから、あらたまった贈答品には化粧箱にのしをつける事もできるとの事です。
全国配送はもちろん、大口の大量注文も可能。
ちょっとした御礼とかに、タオルハンカチとかもいいと思います。
こちらのタオルハンカチ。包装紙もかわいいし、お手頃価格!
私も購入!
今治タオルマークもしっかり入ってます!
タオルだけじゃない 『EHIMADE』の愛媛産商品
EHIMADEさん店内には、今治タオルが沢山あります。
なので、タオル屋さんと思われる方もいらっしゃるそうですが、EHIMADEですから今治タオルだけでなく、愛媛産の優れた伝統と匠の技が光る手仕事製品が沢山あります!
アロマもあれば、陶器もある。家具(椅子)も玩具も、マスクもある!
その中で、私がとても目が行ってしまったのが、砥部焼(とべやき)
砥部焼(とべやき)とは
全国的にやきもの産業が落ち込む中、砥部は非常に活気のある陶産地であるといえます。松山市や道後温泉といった人気の観光地に隣接しているという地理的な有利もあるでしょうが、最大の要因は、暮らしに密着した器を作り続けているためであると考えられます。毎日使える便利さと砥部焼を守る陶工たちの熱意が現在の砥部焼人気を支えています。
また、現在の砥部焼で顕著なのが女性陶工の増加です。女性もしくは主婦の目線で考えられた現代の暮らしに調和する器は、下絵付けが大半であることから電子レンジや食器洗浄機にも耐える便利さがあり、多彩な色使いや愛らしいデザインで人気を集めています。
とても素敵なんです。色合いも含め、とても素敵!
購入しちゃいました。スープマグ!
早速事務所に戻り、豚汁を入れていただきました。
おいしさ3倍でした(当社比)
取材といいながら、お買い物タイムを作っていただいちゃいました(長居してすいません)
いろんなMADE IN EHIMEの商品を見ているだけで、ゆったりとした時間を過ごせますよ!
愛媛直送の柑橘もあります!
愛媛から直送の柑橘も充実!
収穫期限定入荷のレモンは、減農薬・防腐剤ワックス不使用で下北沢のカフェもご愛用中!
柑橘は、旬の品種からおいしいものを厳選して販売中とのこと。
EHIMADEを運営されている会社さんが愛媛県松山市に本社があるからこそ、愛媛からいいものが届く形。
もちろん愛媛といえばみかん!と連想される方も多いと思います。柑橘ジュースもジュレもあります!
美味しい愛媛、下北沢にあります!
〇〇の街がいろいろある下北沢に、愛媛のあたたかさがあって違和感なし
本コラムでは必ず伺う「これからの下北沢に期待すること」
阿部さんは、長年下北沢に住んでいらっしゃるとの事で、下北沢の変化を感じているひとり。
お店の前を歩く方も含めて感じる事として、来る方が変わったように感じる。
新しくなったから行ってみようと思う方も増えているのかと、新陳代謝が行われているように感じているそうです。
新しい来る方に「いいね 下北沢」と思っていただけるようにしなければならないですし、「EHIMADE」がそのひとつのピースとなり、下北沢も愛媛も楽しんでいただける方が増えてくれればと。
下北沢は〇〇〇の街っていう事を話そうとすると、〇〇〇だ、いや×××だ!という議論になりがちなのも、下北沢のいいところだと私は感じています。
そういうことからしたら、下北沢に愛媛のセレクトショップがあるのも、何の違和感もないんだよね。と取材を終えて感じました。
下北沢でゆっくりじっくり楽しむ愛媛の穏やかさ。いい時間になります!
EHIMADEさんの門構え。とても日本風で、インバウンドでお越しの方とかは「OH!JAPAN!」と喜んでお店の中に入ってくるそうです。(下北沢で日本っぽい門構えって、確かにあまりないかも)
EHIMADE(エヒメイド)/下北沢店
住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-29-14乾徳ビル
電話:03-6416-8610
営業時間:11:00~19:00
※新型コロナに伴なう緊急事態宣言の解除後は延長の可能性あり。HP等でご確認ください。年中無休
ホームページ:https://www.ehimade.jp
Instagram:ehimade_official
Facebook:EHIMADE
Twitter:EHIMADE 下北沢
今治にもお邪魔したことがあるので、EHIMADEさんの存在はこれまでも知っていたし、何度かお邪魔したこともありますが、今回取材を通じて、また愛媛に行きたい~と思いました。
この状況下なので、落ち着いたら行きたい場所リストを作っており、この度、今治がエントリーされました。
しまなみ海道を尾道から今治にサイクリングで向かうなんていいなぁ~
今治で、串なし鉄板でジュ~ってやる焼鳥をビールと一緒に食べたいなぁ~
それまでは、EHIMADEさんにお邪魔して、自分用に今治タオルを買って、柑橘ジュースを飲んで、愛媛に行こうという気持ちを高ぶらせていきたいと思います。
この写真を撮った直後に、美味しくいただいちゃったので、また買いに行かなきゃです!